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眠れない夜に読むと眠れなくなるかもしれない7+1の寓話の第六章
夕暮れ、グーは町はずれをただよっていた。すると一軒の家の庭から、ウサギとライオンのぬいぐるみの会話が聞こえた。
「洗濯してもらって、フワフワになったね」
「すっかり乾いているのに、ご主人はボクたちをしまい忘れたみたい」
「ところで最近、ご主人たちが二人で並んでいるのをみたことがないね。
もしかすると、けんかをしているのかな」
二匹はおそるおそる主人たちの部屋をふり返った。
するとその時、ドアが開いて、ご主人の女性が庭に出てきた。
そして、二匹をだき上げた。
「フワフワに乾いて、とても気持ちがいい」
彼女はぬいぐるみにほおずりした。
空から、グーは話しかけた。
「ぬいぐるみたちに気がついてよかったね」
彼女はグーを見上げてニッコリわらった。
「この子たちを抱っこしている間だけ、ホッとするの。
だって、彼は仕事ばっかりで、わたしの心はトゲトゲだらけ。
トゲトゲを消してしまいたいけど、どうやってもできないわ」
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