i-147 アーケードの通路に女性物服の露店があった。
傍を急ぎ足で通り過ぎようとした初老の男性がフリースの花柄パンツを見つけて
「あら、ステキ!」と急ブレーキをかけて立ち止まった。
バックや買い物袋を腕にかけた様子からオカマの方だ。女物の派手な花柄パンツを次々と体に当て、
ためつすがめつ鏡を眺めていた。目尻のシワが何となくロバートディニーロに似ていて哀愁があった。